23.01.2022
来年1月23日(日)に、武蔵野スイングホールの会議施設を借り、「フリードリヒの愛した音楽」と題したミニ講演を行うことといたしました(入場無料・会場詳細等は文末に記載)。学部生以来ずっと研究を続けてきた、プロイセン王フリードリヒ2世(1712–1786)の宮廷音楽、並びにその楽団に勤めた音楽家たちに関して、広く一般、また音楽愛好家の皆様に知っていただこうとする趣旨のものです。特に、以下のような点について、残された逸話、また未公開のものも含めた同時代史料を紹介しながら、多くの録音例とともに、紐解いていきたいと思っています。
・フリードリヒは本当に「音楽愛好家」だったのか?–––偏りすぎていたその趣味
・フリードリヒは、本当にフルートの名手だったのか?–––楽譜が語るその名奏者ぶり
・フリードリヒは、本当に自らの力で作曲を行うことができたのか?–––自筆楽譜が語るその
・宮廷音楽家たちの給与事情–––戦争中、また引退後の手当はどうなっていたのか?
・宮廷音楽の実際–––どのような時に演奏されていたのか?そこでレパートリーとされた作品は?
・「ロココ趣味」の音楽–––宮廷音楽家たちの活躍とその作品たちの紹介
・ベルリンのオペラ座の始まり–––フリードリヒの宮廷楽長とオペラのレパートリー
感染症対策の観点から、事前に入場者数を推計する必要があるため、ご来場をご予定の方は、こちらのフォーマット※にご記入いただくか、もしくはfranzbenda.orgXgmail.com宛にEmailをお送りください。来場の予約受付は、先着順とさせていただきます。多くの方のご来場をお待ちしております。
日時・会場等詳細:
2022年1月23日(日)14時〜15時半
武蔵野スイングホール 南棟10階 スカイルーム1
入場無料・要予約※